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ロボットの研究をしている博士課程学生です。知能ロボコン、ロボカップジュニア、マイクロマウス、学生ロボコンの参加経験があります。

2024年4月4日木曜日

近況報告 (2023年度)

お久しぶりです.
もはや年末ではなく年度初めの報告になってしまいましたが, 2023年度の報告をさせていただきます.

2023年度は国際学会主著2報と国内学会主著1報の発表があり, 今年3月に修士号 (情報理工学) を取得しました.
教授やラボの仲間, 友人, 家族など多くの人の支えがなくては無事に修了することはできなかったと思います. ありがとうございました.

2024年度からは同じ研究室にて博士後期課程に進学します.
幸運にも学振の特別研究員 (DC1) にも採用していただきました.
今後も引き続き人工筋肉や環境を利用した動作, 人間らしい魅力的なヒューマノイド実現に向けて研究を続けてまいります.

このブログで研究内容を紹介することは基本的にはないかと思いますが, 興味をお持ちの方は気兼ねなくご連絡ください.
また中の人をご存知の方は応援していただければ幸いです. google scholar等で検索すれば複数件見つかるかと思います.


今後ともどうぞよろしくお願いします.

2022年12月31日土曜日

近況報告 (2022年)

お久しぶりです
年末に一度近況報告をするだけのブログになってしまいましたが、せめてこれくらいは続けようということで今年の報告をさせていただきます。

2022年ですが、友人の飛行ロボコンを手伝った以外はロボコンに出ていません。(ロボコンに主体的に参加しなかった年は実は中学以来初かもしれません)

今年の頭に卒論を提出し、四月から修士一年として引き続き同じ研究室でロボットの研究をしています。
幸運にもIROSなど複数の学会で発表をさせていただく機会があり、大きな刺激を受けました。(ちなみにgoogle scholarで名前を検索すると研究が引っかかる、という実績を解除しました)

卒論ではロボットの足に注目していましたが、現在では広く身体-環境の利用や人工筋肉についても取り組んでいます。
今年は研究に関してかなりのんびりとすごした実感がありあまり進んではいませんが、来年も同じ内容を進め良い研究を発表していければと思います。

趣味なども含め充実した一年ではあったと思います。
皆様良いお年を、来年もよろしくお願いいたします!

2021年12月30日木曜日

近況報告 (2021年・飛行ロボコン)

 お久しぶりです。もう2021年も終わろうとしていますね(卒論がヤバくてめちゃくちゃ焦っています)。

今回は先日開催された飛行ロボットコンテストの報告と、今年一年の振り返りをしていきたいと思います。

飛行ロボコンでは「三四郎」でマルチコプター部門に参加し、
・第2位 ブルーイノベーション賞
・ベストパイロット賞 日刊工業新聞社/モノづくり日本会議賞
をいただくことができました!
チームのfacebookページ



本番では救援物資(大)の回収・投下に挑戦し、回収は成功したものの投下が惜しくも逸れてしまいました。しかし仲間にも手伝ってもらいながら大会でしっかり競技を戦い抜けたことはとても嬉しく思います。結果も残すことができ、大学四年生としてこれまでのロボコンライフに一区切りはついたかなと思います(中一から10年間、毎年何かしら出ていたんですね)。
詳しい技術的な解説は大会ホームページにアップされたプレゼンテーション動画をぜひご覧ください。
飛行ロボコン2021プレゼン動画

当初目指していた自動操縦ミッションは本番までに間に合わせることができなかったので、もしまた飛行ロボコンに参加する機会があれば(その時メンバーは大学院生ですが)離陸から帰還まで自動でできるようなマルチコプターを作りたいです。

ありがとうございました!


2021年は大学四年生として結構頑張れたのではないかなと思います。四年間の単位数をぴったり200単位にしたり、大学院入試をこなしたり、教習所に入学して9か月くらいかけて卒業したりしました。

また特に一番嬉しいことは研究室に配属され、念願だったヒューマノイドロボットの研究をしていることです。特に足の部分についてより良い構造や賢く使う制御などを考えています。進路としては大学院で同じ研究室に進みます。
色々していたので研究があまり進んでいないのですが、研究以外のことがだいぶ片付いたので卒論提出までの一か月、そしてその後と頑張っていきたいと思います。

それでは皆様良いお年を!

2021年2月26日金曜日

AliExpressのカーボン加工サービスで発注

AliExpressのBest Carbonでカーボン板を発注してみました

発注にあたっては以下のブログ等を参考にさせていただきました、ありがとうございます。
https://hasamaku.hatenablog.com/entry/2020/03/04/034219
http://prototype523.blog.fc2.com/blog-entry-46.html?sp

発注の流れ
サイトに書かれているメアドに設計したdxfデータを送り見積もりを依頼します。相手の英語はとてもシンプルなので気が楽です。
見積もりの通りでよければサイトで1ドルの商品を金額分購入し、注文番号を伝えたら後は待つだけです。

今回の発注
今回はplain matteで1.5mm厚のものを発注しました。値段は加工の複雑さというよりは板サイズに大きく依存するようで、220mm四方のものは30USD、380mm四方のものは70USDという見積もり結果でした。
また発送方法はUPSで25USDでした。EMSで安くならないか聞いてみたのですがコロナの影響もあってか変わらないようだったのでそのままUPSでお願いしました。
この加工サービスはCNCなので最小切削半径をメールで訪ねたのですがこれには答えてもらえませんでした。

届いたものについて
220mm四方のものを一枚発注しました。良い感じですね。
春節にはギリギリ被らず発注から二週間無いくらいで届きました。
一部フィレットをかけずにデータを渡したらレーザーかってくらい綺麗に内角が切削されていました、Φいくつのエンドミルなんでしょうね......



https://twitter.com/liberty12_3123/status/1361673146877714433?s=20

カーボンは加工がとても大変なためこの加工サービスはとても簡単でありがたいですね。今後も活用する機会がありそうです。

2021年2月24日水曜日

2021年

明けましておめでとうございます
もう二月も終盤ですが、無事2021年を迎えております

昨年は大変な一年でしたが何とか乗り切ることができました
飛行ロボコンでは結果は残せなかったものの初めてマルチコプター部門で競技に参加できました
また、学生ロボコンではチームとして良い結果を残すことができました
良いことも思い通りにいかないことも様々ありましたが少しでも前に進むことができたのではと思います

今年の四月から大学四年生になります
まずは大学院入試と卒業論文で今後の進路を見定めていければと思います
学生ロボコンでは開発からは退きましたが後輩のサポートができればと考えています
また、飛行ロボコンに参加するかは未確定ですが昨年の機体を改修しつつ自律飛行など試していければと思います
健康面に関しては睡眠不足を実感しているので一日平均7時間睡眠を目標としています(なお今年に入り今のところ平均7時間半寝ていますが相変わらず寝覚めが悪いです......他にも見直すべきところがあるかもしれません)

それでは今年もよろしくお願いいたします

2020年12月31日木曜日

近況報告 (ABU ROBOCON FESTIVAL)

 結果報告が遅くなってしまいましたが、所属しているチームが参加しているABU ROBOCON FESTIVALのオンラインイベントが12/12に開催されました。

所属しているチームはチーム間の投票で得票数一位となりました!
所属チームの動画

オフラインでロボコンができなかったことはとても残念ですが、アジアで一位となるのは日本代表としては2013年以来、所属しているチームとしては2005年以来という快挙です。
与えられた機会の中で最大限の結果を得られたこと、それに少しでも貢献できたことを嬉しく思います。


2020年は当初想像していたものとは全く異なるものとなってしまいました。正直何で今年に限って......という思いはあります。しかしその中でも良いこと、頑張ったと思えることはあり、無事に新しい年が迎えられそうです。

今年一年間、ありがとうございました。
皆様、よいお年をお迎えください。

2020年12月8日火曜日

近況報告 (学生ロボコン・飛行ロボコン)

 お久しぶりです。

前回の投稿は4月でしたがもう2020年も終盤ですね。

準備を進めていた学生ロボコンですが、結局オフラインでの大会は中止となってしまいました。
非常に残念ですが、この状況では仕方のないことだと思います。

代替イベントとして学ロボFESTIVALが開催されました。各チームが作ってきたマシンの動画を見ることができます。
所属しているチームはチーム間投票で最多得票数となり、日本代表として国際大会の代替オンラインイベントであるABU ROBOCON FESTIVALに参加しています。
自分が主にパスロボット全体設計や動画③の字コンテで開発に関わったロボットの集大成です。世界一の仕上がりになっていると思うのでぜひご覧ください。
所属チームの動画

このような状況下でもこうして披露の場を設けてくださった運営の方々、披露するロボットを共に仕上げたチームメイト、応援してくれた方々、本当にありがとうございました。
ロボコンには様々な要素があり、現地で直接対戦することに大きな意味があります。来年はまた会場でロボコンが見られることを願っています。


また2020年は9月に飛行ロボットコンテストにも参加しました。
チームのfacebookページに開発の様子や動画が載っていますので合わせてご覧ください。

「四五郎」という機体名でマルチコプター部門に参加しました。今年は三チームのみの参加でしたが大きく差をつけられて最下位という結果でした。

結果を残せなかったことは残念ですが、初めて自分がしっかり開発に携われたマルチコプターで大会に出場することができ、技術交流もできていい経験となりました。
来年どうするかはまだ決まっていませんが出来ればリベンジしたいと思っています。


今年は例年とかなり違う状況で生活も大きく変わってしまいました。
その状況下でも学科でロボットに関する技術を学び、実際に実機を動かしたり開発したりする機会があるのはとてもありがたいです。与えられた環境を無駄にせず学んでいきたいと思います。


ABU ROBOCON FESTIVAL
のオンラインイベントが12月12日(土)の午後に開催されますのでこちらもぜひご覧ください。
結果が出ましたらまた報告させていただきます。